「生立八幡神社山笠」行事（おいたつはちまんじんじゃやまかさぎょうじ）

■福岡県指定文化財

祭当日、山笠を奉納する各区が組み立てた山笠が勢ぞろいし、祭の気分をもりあげます

遠方から見た山笠の勢揃え：新緑の時期に行われる祭の主役・山笠は、緋色の幟や「ヤナギ」とよばれる五色の切り紙を貼り付けた竹ひごで飾り立てられ遠目にも鮮やかな装いです
舁山（かきやま）：山笠は二種類あり、みこしのように直接担ぎ上げるタイプを「舁山（かきやま）」といい、重さ約3.5トン前後、高さ15～20mになります
舁山担ぎ上げの様子：舁山は3.5tほどの重量があるとされ、担ぎ上げには屈強な男衆80～100人ほどを要します。担ぎ上げの際は「ヨーイショ!!」の力強い掛け声が上がります
「曳山」曳出しの様子：山笠のもう一つのタイプが曳山（ひきやま）」で、車輪付のタイプです。直径1.2mほどの巨大な木の車輪が４つついており、これを全長50mほどの引綱で曳き出します
曳山を先導する木遣：曳山は緋色の装束をまとった木遣りの音頭で鉦・太鼓のリズムに合わせ賑やかに動きます